筋トレをして筋肉痛になる理由と筋肉痛の時も筋トレはやるべき?

筋トレをすると筋肉痛がつきものです。

しかし、筋トレをしても筋肉痛がないかたもいます。

筋肉痛があるとやりがいを感じるかたが多くいるため、筋肉痛がないと良い筋トレができていないのではないかと不安になるかたもいます。

筋トレをして筋肉痛が起こると2~3日間は筋肉痛が治るまでかかってしまいます。

ここでは、筋トレをして筋肉痛になる理由と筋肉痛の時も筋トレはやるべきなのか、について説明します。


筋トレをして筋肉痛になる理由と筋肉が強くなるメカニズム

筋トレをして筋肉痛になる理由と筋肉が強くなるメカニズム

筋トレをして筋肉痛になる理由ははっきりと判明していませんが、二つの有力の説があります。

一つ目は乳酸が筋肉に溜まることです。

乳酸は疲労物質です。激しい運動をして筋肉が疲労すると筋肉に乳酸が溜まります。

乳酸がたまることによって痛みを感じます。

二つ目は筋肉を修復する時の刺激です。

筋肉が披露して傷つくと、筋肉は回復をしようとします。この時に血液成分が集まって、回復を試みる際に炎症が起こります。

この回復時の刺激が痛みとなります。


筋肉が強くなるメカニズムについて

筋肉を強くするためには、筋トレが必要不可欠です。

筋トレをすると、筋肉に負担がかかりその負担に耐えうる筋肉を作ろうとし、筋肉が強くなろうとします。

筋トレで筋肉が傷つくと回復を試みますが、この時にタンパク質を摂取すると、筋肉がタンパク質を使って筋肉を太く強くしながら回復していきます。

筋トレとタンパク質の摂取によって筋肉を強くさせることができます。

タンパク質が不足していると筋肉は強くなれません。

筋トレを行った後はタンパク質を摂取して強く太い筋肉を作るサポートをすることがおすすめです。


筋肉痛の時も筋トレはやるべき?

筋肉痛の時も筋トレはやるべき?

筋肉痛の時には筋トレをするべきではありません。

筋肉痛が現れているのは筋トレをして筋肉に疲労がたまり、修復されている証拠です。修復が正しく行われることによって筋肉がさらに増強します。

修復が行われている時に筋トレをしてしまうと、さらに筋肉が疲労するため筋肉が回復することを邪魔してしまいます。

筋肉痛が起きている時に、筋肉痛が起こった原因である筋トレをしても筋肉をさらに増強することはできず、あまり意味がありません。

筋肉痛は2~3日で収まる為、筋肉痛が収まってから筋トレをすることがおすすめです。

しかし、有酸素運動であれば筋肉痛があってもトレーニングが可能です。

有酸素運動は代謝がアップし、さらに血流を良くすることができるため、筋肉痛の回復を早める効果もあります。

筋トレを毎日することによってダイエット効果も感じたい場合には、筋トレを行い2~3日休んでいてはトレーニングをする日数の方が少なくなってしまいます。

体を引き締めることを目標にしている場合は、筋肉痛の時にはジムでエアロバイクやランニングマシンを使うと良いです。

ジムを利用しない場合には、マラソンやウォーキングを20分から30分することがおすすめです。


筋肉痛にならないと筋トレの効果はない?

筋肉痛にならないと筋トレの効果はない?

筋肉痛にならないと筋トレの効果がない、ということはありません。

筋肉痛になったらといって必ず筋肉が付くことはないですが、きつい筋トレをした後に筋肉痛があると筋トレは正しかった、筋肉がついてきていると感じてしまいます。

さらに筋肉痛があることで、苦しい筋トレをこなしていると自己満足を得るかたもいます。

筋トレをして筋肉痛の痛みを感じることによって、また筋肉を強くすることができたと感じることができます。

しかし、筋肉痛になり筋肉が痛まなくても筋肉量はアップします。

実際にアスリートなどは筋肉痛が出ることによる負担やストレスを避けるために、筋肉痛を発生させないようにトレーニングを行っています。

また定期的に筋トレを行っていると、筋肉が太く強くなっているために、高い負担をかけても筋肉痛が起こらない場合もあります。

筋トレを始めたころには何をしても筋肉痛を起こしていたかたも、筋トレを継続して長期間行っていると筋肉が増強してトレーニングに耐えられる筋力が付いてきているため、筋肉痛を感じなくなります。

筋肉痛を感じない場合でも、良いトレーニングができていることが多いです。

筋肉痛があると筋トレの効果が高いと考えている方は多くいますが、筋肉が発達するために筋肉痛が必要なわけではありません。

そのため、筋トレ後に筋肉痛がなくても不安に感じることはありません。

しかし、筋トレをはじめたばかりで、筋肉痛を感じない場合には、筋トレが不十分な可能性があります。

体を鍛えるためには体にしっかりと負荷をかける必要があります。負荷が不十分な場合、筋肉痛にはなりません。


まとめ

まとめ

筋トレをして筋肉痛になる理由と筋肉痛の時も筋トレはやるべき?について見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

  • 筋トレをして筋肉痛になる理由は乳酸が筋肉に溜まることと筋肉を修復する時の刺激
  • 筋肉痛の時には筋トレをするべきではない
  • 筋肉の成長には筋肉痛ではなく適切な負荷が必要

筋トレをして筋肉痛になる理由は、いまだにはっきりと医学的に解明されていませんが、乳酸が筋肉に溜まることと筋肉を修復する時の刺激である説が有力です。

筋トレをすると筋肉痛を起こしますが、筋肉痛が起きている時には筋肉が回復して、筋肉が太く強くなろうとしています。

この時に筋トレをすると回復を邪魔してしまいます。

筋肉痛の時でも体を動かしたい場合には、エアロバイクやランニングマシンなどの有酸素運動がおすすめです。

 

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