スポーツジムで履くシューズ選びも大事ですが、同じように靴下の選び方にもポイントがあります。
普段用の靴下でも支障はありませんが、安定感が悪いことで運動効果が低下したり、通気性が悪いことで足が蒸れて不快感を感じてしまうケースがあります。
ここでは、スポーツジムで履くおすすめの靴下と選び方について説明します。
スポーツジムで履く靴下の選び方とおすすめ
靴下の選び方のポイント
スポーツジムで履く靴下の選び方のポイントは、五つあります。
一つ目は、通気性や吸汗性、速乾性が優れている点です。
スポーツジムで運動をすると汗をかくため、足が蒸れやすくなります。
足の蒸れを防止するために通気性や吸汗性、速乾性が優れた靴下を選ぶことで快適にトレーニングができます。
通気性や吸汗性、速乾性が優れた靴下には、綿や麻、シルク、ポリエステル、ポリウレタン、ナイロン、ウールなどが含まれています。
この中で綿が一番汗を吸いやすい特性を持っていますが、速乾性はあまり期待できないため、綿をメインに使っている靴下の場合は、ポリエステルやポリウレタンが混ざっている生地がおすすめです。
ポリエステルやポリウレタンは速乾性が優れているため、靴下に吸い込まれた汗をすばやく蒸発させてくれます。
麻製の靴下は吸汗性だけではなく速乾性もあり、肌触りに涼感もあるため、足の蒸れを防いで快適にトレーニングをするサポートをしてくれます。
また、麻製の靴下は強度が高いため、激しいトレーニングをしても型崩れなどあまりせず、長く履き続けることができます。
生地の素材だけではなくメッシュ加工により、通気性を向上させた靴下もあります。メッシュ加工により汗が蒸発しやすくなり、足の蒸れを防止できておすすめです。
二つ目は、生地が分厚い靴下です。
ランニングマシーンでのトレーニングやジャンプなどで足に衝撃を与えるトレーニングが多い場合は、生地が分厚い靴下を選ぶことで衝撃を和らげることができます。
スニーカーにもクッションがついているため、トレーニングによる足への衝撃をある程度は軽減してくれますが、靴下も生地が分厚いクッション性に富んだものを選ぶことでさらに足の疲れを軽減することが可能です。
生地が分厚い靴下を選ぶ場合は、実際に履いてみてからジャンプなどをしてフィット感や安定感を確かめる必要があります。
生地が分厚いことで安定感が失われることもあるため、トレーニングに支障が出たり、逆に足に負担がかかってしまうケースがあります。
三つ目は、五本指の靴下です。
ランニングマシーンを使ったり、足の踏ん張りが必要なトレーニングをよく行うかたには、五本指の靴下がおすすめです。
ランニングソックスに多い五本指の靴下は、指の間に適度な間隔があるため、指一本ずつが使いやすくなることで踏ん張りやすくなります。
また、指同士がくっつかないため、足が蒸れにくく快適に過ごすことができます。
四つ目は、アーチサポートがついているものです。
土踏まずの部分をサポートして足の裏のアーチを安定させてくれるアーチサポートがついた靴下を履くことで、アキレス腱などに負担がかかりにくく、けがの防止にもなります。
つま先立ちなどもしやすくなるため、トレーニングの際の運動効果を向上させることができます。
五つ目は、滑り止めがついているものです。
ゴム製の滑り止めがついている靴下を選ぶことで、トレーニング中に靴の中で足が滑らないようにしてくれます。
靴の中で足が動くことによる怪我のおそれはありませんが、足を踏ん張る時の安定感が悪くなるため、トレーニングの運動効果が十分に得られないケースがあります。
特に、足を踏ん張ったりジャンプをしたり走ったりする時には足に安定感が必要なため、滑り止めがついた靴下の方がしっかりトレーニングすることができます。
おすすめの靴下
次に、スポーツジムで履くおすすめの靴下は、五つあります。
一つ目は、チャンピオンフルレングスソックスハーフパイルです。
チャンピオンフルレングスソックスハーフパイルは、厚手で柔らかい生地が足への衝撃を吸収して和らげてくれる靴下です。
アメリカのスポーツ用品メーカーで有名なチャンピオンが販売する靴下の中でも、特に足のフィット感やストレッチ性の高さなどが評価されています。
二つ目は、ミズノブレスサーモウール極厚パイルソックスです。
ミズノブレスサーモウール極厚パイルソックスは、寒い時期に最適なふくらはぎを包み込むほどの長い丈の靴下です。
ブレスサーモの発熱繊維が使用されており、冷えやすい足元を温めながら、さらに血流を促進してくれます。
また、吸汗性と速乾性も優れているため、汗をかいても足が蒸れにくく快適にトレーニングすることができます。
三つ目は、アシックスプロパッドKAYANOCLソックスです。
アシックスプロパッドKAYANOCLソックスは、靴を履いた時のフィット感をアップするためにシューズ内の隙間を埋める甲パットが施されている靴下です。
靴下が靴の中でよれたりたるんだりと不快感を感じることなく、靴と靴下の抜群のフィット感で快適に運動することが可能です。
特に、ランニングマシーンを使ったトレーニングのような足をよく動かす時に重宝する靴下です。
四つ目は、ナイキDRI-FITクッションドLOWです。
ナイキDRI-FITクッションドLOWは、暑い季節におすすめなメッシュ加工が施されている速乾性が高い靴下です。
スポーツジムでのトレーニングで汗をかいても、靴の中が蒸れにくいため快適な状態で運動を楽しむことができます。
また、足裏には衝撃を吸収するためのクッション加工が施されており、生地が薄いながらも足への衝撃を和らげてくれる効果があります。
五つ目は、タビオレーシングラン五本指ソックスです。
タビオレーシングラン五本指ソックスは、五本指タイプのため、足を踏ん張る時の安定性が高い靴下です。
地面を掴むように足を踏まれる設計になっているため、トレーニングの時に足の踏ん張りにより体をより安定することができます。
また、吸汗性や速乾性、消臭性に優れた素材でつくられていることで、足の蒸れと嫌なにおいを防いでくれます。
生地には滑りにくい加工が施されているため、靴とのフィット感が良く、動き回っても安定感があります。
まとめ
スポーツジムで履くおすすめ靴下と選び方について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- スポーツジムで履く靴下は、通気性や吸汗性、速乾性が優れたもの、厚手のもの、五本指タイプ、アーチサポートや滑り止めがついたものがおすすめ
- スポーツジムで履く靴下のおすすめは、厚手でフィット感が高いチャンピオンフルレングスソックスハーフパイル
- スポーツジムで履く靴下のおすすめは、ふくらはぎを包み込む長い丈のミズノブレスサーモウール極厚パイルソックス
スポーツジムで履く靴下によって、運動効果が左右されたり、体への負担が違ってくるため、とても重要です。
スポーツジムで履く靴下選びのポイントを押さえて、トレーニングの効果をよりあげられるような靴下選びをしましょう。
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