スポーツジムに通うことで水虫になるケース、リスク

スポーツジムに通い始めてから水虫になった会員が多く見受けられます。

スポーツジムには水虫の原因の白癬菌に感染しやすい環境がいくつかあるため、水虫がうつりやすい傾向にあります。

ここでは、スポーツジムに通うことで水虫になるケースとリスクについて見ていきます。

スポーツジムに通うことで水虫になるケース、リスク

スポーツジムには、水虫の原因の白癬菌が感染するきっかけがたくさんあるため、水虫になるリスクが高いです。

スポーツジムの会員の中に水虫のかたがいる場合、スパエリアやシャワールームなどに置かれている足ふきマットやスタジオの床、ジムエリアにあるストレッチコーナーのカーペットなどから、水虫の原因の白癬菌が足などに付着して水虫になるケースが多いです。

スリッパを利用するエリアがある場合は、スリッパから白癬菌に感染するケースもあります。

靴下を履いている場合でも、白癬菌が繊維の間から侵入して水虫になる可能性が高いです。

白癬菌は高温多湿の環境の中で増殖しやすいため、スパエリアやシャワールーム付近では特に感染しやすく、白癬菌の増殖で水虫になりやすい傾向にあります。

白癬菌が足などに付着してすぐに洗い流すなどの対処ができれば、ほぼ問題はありませんが、スポーツジムの帰りにストッキングやブーツなど着用すると高温多湿な環境の中で白癬菌が増殖するため、水虫に発展するリスクが高まります。
白癬菌は空気感染はせずに、皮膚に付着することで感染します。

しかし、白癬菌が付着してすぐに水虫になるのではなく、白癬菌が皮膚の表面に1日以上付着したまま過ごしている場合、水虫になる可能性が高いです。

スポーツジムで水虫にかからないようにする対策

スポーツジムで白癬菌に感染したとしても、すぐに適切な対策をすることで水虫になるリスクを下げられます。

スポーツジムで水虫にならないようにする対策は、三つあります。

一つ目は、靴下などを履く前に足をしっかり拭くことです。

スポーツジムでの運動後にシャワーなどをしてから、靴下を履く前にしっかり足を拭きましょう。足に水分が残っているままで靴下や靴を履くと、白癬菌に感染している場合は繁殖しやすくなります。

高温多湿の環境で白癬菌は繁殖しやすくなるため、基本的に足をしっかり乾燥させることが大切です。

また、足の指の間に水分が残っているケースが多いため、チェックした上でタオルやティッシュなどでしっかり拭く必要があります。

二つ目は、石鹸でしっかり足を洗うことです。

髪の毛や体は丁寧に洗っていても、足はお湯で流すだけで終わるケースが多いです。

スポーツジムのスタジオやプールなどの床や、シャワールームやスパエリアのマットは、白癬菌に感染している恐れがあるため、シャワーや入浴の時に足も石鹸でしっかりと洗っておきましょう。

三つ目は、靴を清潔に保つことです。

スポーツジムで使う靴は、2〜3足ほど用意しておくことをおすすめします。

同じ靴を履き続けることで、以前に靴の中に付着した白癬菌が残ったままになり、再び足に付着する可能性が高いです。また、スポーツジムでは汗をかきやすいため、同じ靴を履き続けることは清潔に保つことが難しいです。

スポーツジムで使用する靴を2〜3足ほど用意しておくことで、定期的に靴を洗ったり乾燥させたりなどのお手入れがしやすくなります。

靴を何足か用意しておくことで清潔に保つように心がけましょう。

まとめ

スポーツジムに通うことで水虫になるケースとリスクについて見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

スポーツジムに通うことで水虫のリスクが高まりますが、正しく対策することで水虫を予防できます。

スポーツジムに快適に通い続けるためにも、水虫対策方法を普段から実践し、水虫にならないように心がけていきましょう。

　

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